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〜ひろこ〜 9

「弘さん、おれ、あの子に恋したかも知れんわ..」洸はため息混じりに言った
「はぁ?...恋した?わりゃなにゆうとんのね、初めておうたんじゃけん、ちがおぅ...恋とわはぁ、心が変っていく様子を現す言葉じゃけぇ、おまえのは人目ぼれちゅうやつじゃけん、恋とはちがおぅよ、じゃが素直な可愛子じゃたね、...ひろこ云うなまえかのう?鞄に書いちょったわ」
と普段工場では無口の弘が言った
「ひろこゆう名前なんや...弘さんめざといなぁ」
「まぁそんなことはどうでもええけん、仕事せぇや」

弘は田舎から出てきて父親の兄弟の紹介で洸の父親の工場で住み込みで働く様になった
高校を中退し、散々やんちゃしたあげく大阪に19歳で出てきた
工場の後取り息子洸は一つ違いで気の許せる間柄だった
洸は子供の頃から身体が弱く、風邪をひくと喘息を患い苦むことが度々生じ工場を休むことも日常茶飯事で、子供の頃から学校にも殆ど行けず時代に添わず過保護に育った。高校卒業後、父親の工場に就職した
〜つづく〜

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